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さざなみの彼方

集英社文庫 さ68−2
佐藤雫/著
著作者
佐藤雫/著
メーカー名/出版社名
集英社
出版年月
2025年3月
ISBNコード
978-4-08-744755-2
(4-08-744755-3)
頁数・縦
414P 16cm
分類
文庫/日本文学 /集英社文庫
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出版社の商品紹介

出版社からのコメント

澤田瞳子氏 絶賛「ただ、心から愛しただけだった。乱世を生きた人々の哀しいほど澄んだ思いが、時代を越えて我々の胸を強く締め付ける」時は戦国。茶々(淀殿)は幼い頃、住んでいた城を信長に落とされた。父が自害に追いやられるも、生まれた時から共に育ってきた大野治長に守られ、逃げることができた。治長は茶々を一生守ると誓い、茶々も彼にそばに居てもらいたいと願う。その後、ふたりは柴田勝家の元に身を寄せたが、今度は秀吉に城を攻められ、茶々の母が自害する。そして二度目の落城を経験した茶々は、秀吉に側室になれと言われてしまい……。二度の落城。許されぬ裏切り。家康の脅威。運命に翻弄されながらも、互いを思い合う茶々と大野治長の姿を描く、歴史恋愛小説。【プロフィール】佐藤 雫 (さとう・しずく)1988年、香川県生まれ。2019年、「言の葉は、残りて」(「海の匂い」改題)で第32回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。

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